『ゴリこモーニング!』
うた:ゴリこ
作詞:ゴリこ、ガスパール
作曲:まだしてない
私の朝は 早いぜ
寝坊は2時間 だけどな☆
外はにぎやか 早くね?
二度寝していい? するけどな★だりぃだりぃ めんどくっせぇ!
働かざる者 食うべからず!?
体を引きずり えずく歯磨き!
制服まとえば 0秒出勤!!「おはよう大将ー」
「店で寝泊まりするなバカ!」
𖥧 𖥧 𖧧 . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 . 𖡼.𖤣𖥧
ゴリこ「おい大将、変なやつ来てるぞ」
ガスパ「変なやつ?」
ゴリこ「ラー油〜! ラー油いかがっすかぁ〜!」
ガスパ「お前かよ」
ゴリこ「大将! イキのいいラー油が罠にかかったんだけど買わねえ?」
ガスパ「買わねーよ。仕事サボってなに売ってんだ」
ゴリこ「油売ってる」
ガスパ「上手いこと言うな」
ガスパ「こんにちは。調理担当のガスパールです。そしてこちらが」
ゴリこ「おっす! 得意料理は『お客様は神様だろ』って自分から言ってくる客のモツ煮! サポート担当のゴリこちゃんでーす」
ガスパ「今回のメニューはモツ煮ではなく『バトルパッツァ』です」
ゴリこ「作り方はとっても簡単! まずは野生のアクアパッツァにバトルをしかけろ!」
ガスパ「アクアパッツァは魚・塩・オイル・水が基本です。今日はそこに玉ネギとトマトを加えただけの簡単レシピでやっていきましょう」
ゴリこ「料理に慣れてる人はメリケンサックを入れてみよう! 味にパンチが出るぞ!」
ガスパ「ちなみに『パッツァ』には『狂う・暴れる』みたいな意味がありますが、ゴリこほど狂わなくて大丈夫です」
ゴリこ(照れ照れ)
ガスパ「ではまずフライパンにデリシャスオイルを引いて熱し、おおとろの切り身を焼いていきます」
ゴリこ「時短のためにメラゾーマを唱えて2秒で終わらせましょう」
ガスパ「その際にフライパンにマホカンタをかけておくことで『ゴリこパッツァ』が出来上がります」
ゴリこ「あぁぁああぁぁ!! あっぢぃぃいぃ!!」
ガスパ「くし切りにしたジャンボ玉ネギとびっくりトマトを加えて、水を入れたらフタをします。あとは煮たら完成だよ」
ゴリこ「ゴリこちゃんパッツァも完成したぜ! 熟年離婚すれすれの夫婦関係より冷める前に召し上がれ! 私に火傷すんなよ?」
ガスパ「それじゃゴリこ、食べてみて!」
ゴリこ「玉ねぎ嫌いだからヤダ」
ガスパ「よけていいから」
ゴリこ「しゃーねーな……あーあのーあれだ、トマトにしっかり火が通っててぐしゃってした食感……スライム齧った時の食感に近いな。魚の切身も……あれだマーマンの肉みてぇな味がする。うん、美味かったぜ!」
ガスパ「本日ご覧いただいたとおり、邪魔が入らなければとっても簡単なレシピです。皆さんも作ってみてくださいね!」
ゴリこ「おっ、終わった? そんならカジノ行くから、再来月の分の給料をレジから前借りしてくぜ〜! じゃあな!」
ガスパ「もうこんなアシスタントはこりごりだ〜!」
𖥧 𖥧 𖧧 . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 . 𖡼.𖤣𖥧
お客様「こんばんはー」
ゴリこ「しゃーせー!何にしやしょう!?」
ガスパ「居酒屋か」
お客様「この店のオススメはなんですか?」
ゴリこ「今日はイキのいい梅水晶がとれてるぜ!」
ガスパ「居酒屋か」
お客様「じゃあそれで」
ゴリこ「喜んでぇー!」
ガスパ「居酒屋かって。つかなんで梅水晶?」
ゴリこ「オススメだから推奨(水晶)した」
ガスパ「ちょっと好き」
𖥧 𖥧 𖧧 . 𖡼.𖤣𖥧 ⠜ . . 𖥧 𖥧 𖧧 . 𖡼.𖤣𖥧
閉店時間になって、お客様はみんなお帰りになったね。
一仕事おえて安心したのか、床で寝ちゃったみたい。
おやすみ、また明日ね。ゴリこちゃん。