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雑TRPG『猫魔族の領分』4

【町長の家:深夜】


ウロコ

「(扉をガンガン叩きながら)夜分にすまんが、急用だ!起きてくれないか!」


町長

「こんな時間になにかね…?あなたか。明朝まで答えは出さぬぞ」


ウロコ

「すまねえな、そうも言ってられなくなった。俺たちと一緒に猫島へ渡ったもう1人のウェディ、覚えてるよな?あいつは1人、今も猫島に残って命の危険を冒してまで捜査してくれている。
そして今しがた猫島にいるそのウェディから連絡がきた。明け方と言わず今すぐ兵を解散してほしい。

正直俺たちがあんたに渡した証拠品で犯人は猫じゃないことは明白だ。この徴兵そのものが猫たちからすれば気分がいいものじゃない。俺たちと同じウェディが、同胞が危険な目にあっている。……それにせっかく猫たちと仲良く平和にしてたんだ、あんたの代でそれを崩すのは得策ではないと思う。だから、頼む。兵を解散してくれ」


町長

「たった1人で島に……危険すぎる。どうして猫どもをそこまで信用できるのだ。仮にその残った者が無事に帰ってくれば信用もできるが……」


ウロコ

「俺もさあ、猫なんて魔物なんて、って思ってたけどよ。そのウェディからの連絡、"誰が"してくれたと思う?猫……キャットバットが持ってきてくれたんだ。それにさ、猫島にいたベンガルパリオと友達だったんだと。怪我してるパリオを見かけていたら島で手当てしてやってたのに、って言ってた。郵便屋みたいな連絡係がいる、怪我人見たら助けてやる、俺たちと何も変わらねえよ。
連絡がきたって事は多分猫たちはエンビレオを害していない。そもそも喧嘩を吹っかけたのはこっちだ、拳を収めなきゃいけないのも俺たちだと思うぜ、町長」


町長

「……よくわかった。すまないが島に渡った者たちを集めてくれないか?改めてしっかり話を聞きたい。夜分に申し訳ないが頼めないだろうか」


ウロコ

「わかった、みんな宿にいるはずだ。迎えに行ってくる」

 

 

そのころ、キャット・シーたち猫魔族と共に舟に乗ってミューズ海岸を目指すエンビレオは……

 

 

【ミューズ海岸 船着き場:深夜】

猫たちは隊列を成して上陸した。

 

そのとき、町の方から

「ギニャァァァーー!」

と猫の鳴き声のような音が聴こえた!

 

エンビレオ

「今のは……」

 

エンビレオの杖

『…町の方で何かあったのやも知れぬ。様子を見てくる故、暫し待たれよ、シー殿!』
(シーに声をかけてから、声の源を探して走り出す)


シー

「ならん!共に行こう!」


ミューズ海岸のちょうど中央あたり。

キャットバットがウェディの兵士に尻尾を掴まれている!


兵士

「こいつらのせいでパリオは…!まずは1匹!」


キャットバットは兵士に斬りつけられ、地に伏した。


エンビレオの杖

『そなた…何をしておる!』


兵士

「うわっ!なんだ!?猫の大群だ!!」

 

兵士は町に駆け込んだ。


シー

「バット……よく頑張った。
エンビレオ殿。先の件は貴殿の言うことが真実だったかもしれない。しかし、この目で見てしまった……我々は……この町を滅ぼす!
キャットバット隊!開戦の合図を!」

 

キャットバットたちは2つの群れに分かれて飛んでいった!


エンビレオの杖

『それじゃ……』
(言いかけて首を振る。杖を砂浜に突き刺して深呼吸。倒れたバットを抱き上げる)


エンビレオ

「……駄目だ。この子も……パリオさんも……どうして殺されなきゃならなかったか、分からない、ままになる。……あと少し、でいい。約束の時間まで、でいい……ここから進まないで」
(凄まじくためらいながら片手でシーの手に触れる。手は物凄く震えてる)


シー

「……貴殿の心づかいには感謝している。

全体!進めー!!」


シー以外の大量の猫たちは町へと走り出した!


シー

「先程とばしたキャットバットは、町の北と東、そして南の3方向から攻めいる指示だ。私1匹を止めたとて意味はないぞ。そこをどかぬなら…命まではとらないが、無力化させてもらうぞ」

 

エンビレオ

「……退かせる気、ないんだね……。……ごめん。僕は……まだ、約束、諦めてない」
(キャットバットを抱えたまま、自分にピオラをかけて町の方へ走り出す)

 

 

【宿屋:深夜】


ウロコ

「ヤローから先に起こすか。マロン、遅くに悪い。ウロコだ」


マロン

「むにゃ…フロコォ…どうしたんだぁ?」


ウロコ

「ほい、急用でな。我慢しろよ、次はハルだ」

(ひょいとマロンを脇に抱える)

 

マロン

「な、何するん…だ………すやぁ……」


ウロコ

「ハルー、夜分遅くに悪いが出てきてくれ」


ハル

「ん?なんだよこんな時間に…」


ウロコ

「ほい急用につき、回収するぞ〜」
(マロンとは反対の脇に抱える)


ハル

「うわ・・な。なんだ?」
(バタバタするもしっかりかかえられてここちよくなってしまった)

ウロコ

「次はレディー達の部屋か。マーガリンちゃん、夜遅くに悪い。ウロコだ、起きてきて貰えないか」(丁寧に大きくノックをした)


マーガリン

「…も、もう朝っ!?…暗かった…!何かあったの~?」


ウロコ

「事情は行きがけに説明する。とにかく一緒に来てくれ。最後にてっかまき姐さんを起こさなきゃな」


ウロコ

「あー……てっかまき姐さん、ウロコだけど。遅くにすみません」


てっかまき

「…もう起きてるわよ」
(大剣を背負って部屋から出てくる)

 


そのとき、遠くから叫び声が……

「猫だー!猫が攻めてきているぞー!」

 


ウロコ

「は!?なんでだ!!そんな筈はない!!」

(慌てて窓から外を覗き込む)


マロン

「ね……ねこぉ?………すぴー」


ウロコ

「あほたれ、マロン起きろ!猫が町に攻めてきたらしいぞ!!俺がみんなを呼びに来たのはこれだ。(エンビレオの手紙を見せる)
これを見て町長を説得にさっきまで行ってた、もうほぼ納得しかけてたんだ。後はもう一度全員から話を聞きたいって言ってた矢先に……こんな……!夜のうちにミューズに向かう……もしや海岸にいる猫たちを見て勘違いしているのか……!?」

(マロンとハルを降ろすと、そのまま町長の家へ走っていく)


マロン

「う、ウロコぉ〜、どこ行くんだぁ〜?」

(ウロコの後を追いかける)


てっかまき

(黙ってウロコの後を追う)


ハル

「あれ?みんなどこ行くんだよー!」

(慌ててみんなの後を追いかける)

 


【町長の家:深夜】
町長と兵士が話している。

 

兵士「散歩がてらミューズ海岸に行ったらキャットバットを見つけたんですよ。パリオの仇だから倒しました!そこで気づいたんです。海岸の奥のほうから大量の猫が近づいてきています!」


ハル

「いったい何がおきてるんだ?!」


てっかまき

(まずいな……。偶発的に衝突したか。猫島がどうでるか……)


マーガリン

「そんな…キャットバットが…それじゃあエンビレオさんは…」

 

エンビレオ
(ぐったりしたキャットバットを抱えて、町の階段を駆け上がる)

「……みんな……!」


マーガリン

「エンビレオさん…!大丈夫!?」

 

てっかまき

「エンビレオさん!無事だったのね!」


ハル

「あ、エンビレオさんか?!」


エンビレオ

「うん……猫達は……悪い猫、じゃない。町の人……西側に避難させて……他からは猫達、攻めてくる。……猫達を、傷付けちゃ駄目」

 

ドーーーーン!!

どこからか爆発音がした!

 

てっかまき
「何、いまの!?」
(反射的に大剣に手をかける)


マーガリン

「なっなにっ!?もう猫たちが来たっていうの…!?」


町長の家に兵士が駆け込んできた!

 

兵士

「お伝えします!東口よりスマイルロックの大群が押し寄せています!」


エンビレオ

「岩……? 海岸に、いなかった。準備、してた……? それとも……とにかく……この子。海岸で斬られた……猫の長が、それ見て怒った。……船頭は、何か……白状した?」


てっかまき

「時間が無かったので、船頭は無視して、オールの証拠だけ町長に見せて、いったん侵攻は保留になった。でも、そこにいる兵士が独断でキャットバットを……」


ハル

「仇だからと早とちりしたみたいだ」


ウロコ

「この大馬鹿野郎ッ……!!お前が……早まったせいで……クソッ……!」
(兵士に掴みかかる)


てっかまき

「ウロコさん落ち着いて! 感情的になると状況が悪化する一方だわ!」


ウロコ

「……悪い」(兵士から手を離す)

「俺が、あの時、キャットバットを家に匿っておけば……!いや、最悪マスクをつけてやってれば猫魔族とはばれなかったのか……?俺が……俺が悪いのか……クソ……!」

(顔色悪く壁にもたれかかった)


マーガリン

「だ、大丈夫…?ウロコさんが悪いんじゃないよ…!気に病まないで…!」


てっかまき

「……今の状況を整理してみましょう。ジュレットは態度保留。猫島は海岸から侵攻の意志あり。東口からは謎のスマイルロックの軍勢。このままではジュレットは挟撃されて陥落必至。ここはキャットバットを治療して猫島と停戦し、スマイルロックと戦う以外にないと思う」


「ぎゃあーーーー!!」

耳をつんざくような悲鳴がどこからか聴こえた!


ウロコ

「なんだ!?今度はなんなんだよ……!」


マーガリン

「悲鳴!?とりあえず今はスマイルロックのいる東口に急いで向かおう…!」


てっかまき

「あっ!マーガリン!1人じゃ危ない!」

(マーガリンを追う)


ハル

「あ、マーガリンちゃん、わたしも行くよ」

(マーガリンのあとを追う)

「なんで猫以外が攻めてくるんだよ。魔物全て敵に回してるってことか… 」


入れ違いで新たな兵士が町長の家に来た!

 

兵士

「大変です!北からシルバーマントの群れが!」


ウロコ

「シルバーマント?でも俺は、2人を、守らなきゃ……どうしたら……クソッ……!」

(悩む素振りを見せるが、北へ行く)


エンビレオ

「海岸から……キャットバットの群れ、二箇所に飛んで行った……。多分、伝令……本隊は、海岸から来る」

「……あの船頭……どこ?」


町長

「あ、あれから船頭はみていない!くそっ、やはり魔物が襲いかかってきたではないか!迎撃するぞ!」

 

町の南から声がする……

「魚ども…!!我らの同胞を傷つけた罪、その身であがなってもらうぞ!!」


エンビレオ

「町長……あなたは、町の人の無事を優先、させて。……それと……何処かであの船頭、見た人がいないか……聞いて」→南口へ走る


マロン

「…治療は終わった!キャットバットは何とか無事だ。おれも南口に向かうぞ!このまま衝突しては駄目なんだ!町長、安心しろ。誰も傷付けさせやしない!」→南口へ