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雑TRPG『猫魔族の領分』3

【猫島:夕方】


エンビレオ

「……みんなの前で戦う事になったら……賢者じゃないの、ばれるもんな……」→再び島の奥へ

 


ねこまどう

「わざわざ戻ってきたのか」


エンビレオの杖

『はっは。賢者の歩みが遅過ぎて、船が出てしもうてなあ。今宵は寝床をお借りするやもしれんで、断りを入れにのう。…して猫殿、甘いものはお好きかの?』
(のんびり側に寄って飴をひとつ見せる)


ねこまどう

「賢者か、賢き者というには思慮が浅いように思うぞ。何が入っているかもわからぬ食物を受けとるわけがなかろう。それと、すまぬが舟をやるから出て行くが良い。我々はこれよりジュレットの町へと進軍する」


エンビレオの杖

『そうかえ? 美味いのにのう(マスクの下から飴を放り込む)
ふうむ。では、先の空飛ぶ猫殿は進軍の為の偵察隊というところか。……猫殿、前に我輩らと共に来た面々が、此度のウェディの死は猫島の者の手によるものではない、という証拠を見つけての。今正に真犯人を問い詰めるべく、ジュレットへ戻っておる途中なのじゃ』


ねこまどう

「巣に入るのはやめておけ、死ぬぞ。先の話を聞いてこちらでも島を調べた結果、やはり魚による暴行の可能性が高いと踏んだ。よって予定を変更して島を犯される前に町を制圧することにしたのだ。猫島からもまもなく出撃する」


エンビレオの杖

『ふむう…成る程のう。巣に入れば死ぬる、か。御殿に押し入る訳にはいかぬしの、では…』


(扉の前まで歩いていって、杖の頭で扉を盛大にノック)

 

『猫島の長殿やー。まずは非礼を相済まぬー。ジュレットの民との間に起きておる事でお話に参ったー。我らは貴殿らが事件に関わり合うたとは思うておらぬー。我らが手で事を収める為、暫し時間が欲しいー。ここを開けては下さらぬかー(頑張って大声。所々声が裏返ってる)』

 

なんと扉が開いた!

 

ねこまどう

「……気を付けるがよい」


エンビレオ

「……開いた」

(ねこまどうに向き直って一礼)


エンビレオの杖

『すまぬの、猫殿…詫びはここへ戻ってからさせてもらおうぞ』

(深呼吸して、ゆっくりと巣の中へ踏み入る)

 


【巨猫の巣:夕方】

広場には数えきれないほどの猫魔族がひしめきあっていた。

中央には人に近い姿をし、豪奢な服を着た猫がいる。

 

「お初にお目にかかる、私の名はシー。猫島を治めている者だ」


エンビレオの杖

『先程は失礼を致した。我輩らは賢者エンビレオとその杖じゃ。マンマー殿がこの島の長じゃと伝え聞いておったが、そなたが長殿であったか。…用向きは表で騒がしゅうした通りじゃ。我らの手で事を収める為、今暫くの時間を頂きたい』


シー

「貴殿らの話はよく理解しているつもりだが、その上で攻めいることを決めたのだ。この島を守るため、決戦の地はミューズ海岸にしておきたい。我らとジュレットの民、双方を思う貴殿の考えには感謝している」


エンビレオの杖

『ミューズ海岸であるか…貴殿らに攻め入るなと言うたとて、心情的に難しかろうしのう。ではせめて、明日の明け方まで進軍を待ってはくれまいか? その間に、我輩らの仲間が事の真相を暴いて来ようぞ』


シー

「夜のうちにミューズ海岸に到着するつもりだ。進軍は翌朝になるだろう」


エンビレオの杖

『うむ、我輩らにそれは止めだてできぬのう。では、我輩らの仲間がその刻限までに、停戦に値する何ぞやかを果たす事ができたなら。その時は、何事もなく軍を引き上げてはくれんかの。…シー殿は、何をもってすれば海岸を引き上げてもよいとお考え下さるかの。ああ、それとじゃな。我輩らも貴殿らの進軍について行かせて頂こうぞ。何せ一人では船を漕げんでの。あと…頼み事が多くてすまぬが、あの空飛ぶ猫殿をひとりお貸し頂けぬかのう。万一誰ぞから危害を加えられた際には、この賢者が身を好きにしても構わん故』


シー

「そもそもミューズ海岸で待機するのは戦場を猫島にしないためだ。よってウェディが軍を解散させれば戦う理由はない。キャットバットは貸してもよいが…人語は伝わらないぞ?」


エンビレオの杖

『この島を守る為、じゃな…お答え感謝じゃ、シー殿。…では、これを空飛ぶ猫殿に運んではもらえんじゃろうか』

 


・猫島の長はシーと名乗る落ち着いた猫
・猫は夜の内にミューズに向かう
・ウェディの軍が解散すれば戦わなさそう
・町へ向けての進軍は明け方、これはできれば町には言わないで
・手紙を運んだ猫が死んだら最悪僕も死ぬ

 

エンビレオ

 

 

エンビレオの杖

『(手紙をくるくる巻きながらシーに聞く)

ウェディらが軍を解散すれば、猫殿らも引き上げる。…間違うてはおらぬの?(マスクを外す)』


シー

「良いだろう。貴殿がおかしなことをしない限りはそうなるはずだ。では…キャットバット!見ていたな。これを彼の仲間まで届けるのだ」


エンビレオ

「……ウェディの男性1人、プクリポ3人、オーガの女性1人。迷ったら……ウェディとオーガを探して、って……お伝えを。多分、揃って行動してるはず。あと……良かったらこれ。風除け。背中に付けたげて(手紙と一緒にマスクを手渡し)」

「それと……ありがとう(シーに一礼して、袖で口元を隠す)」


エンビレオの杖

『頼んだぞよ、翼の猫殿よ!』


足に手紙、背中に布をはためかせてキャットバットは飛びたった!


シー

「良い。貴殿には少なからず借りができてしまったしな。

皆のもの!これより我々はミューズ海岸へ向かう!舟を運べ!」

 


【猫島 船着き場:夜】


シー

「よし、行くぞ皆のもの!」


20隻ほどの舟が一斉に海へ出た!


エンビレオ

「……壮観だね」

 

 

そのころ、ジュレットの町へ向かっている仲間たちは……

 

 

【ミューズ海岸:夕方】


マロン

「ここはいつも通りもぬけの殻だな…!さぁ、急いで町に向かおう!あっ、でも念の為、周りを警戒しながら行ったほうがいいな!」


ハル

「解った、急いで戻ろう」


マーガリン

「うん!早く帰らないとね!途中でキャットバットさん居ないかな…!」


てっかまき

「ここにキャットバットがいないということは町にいる可能性が高い。急ぎましょう」


ウロコ

「まず町に着いたら町長に会って説得か?船頭を取っ捕まえて行くのもいいが、何せ時間がない」


ハル

「町長さんかな 。戦いは取り敢えず止めないとね。どう説得するか、ですね。たんたんと事実を話して証拠を見せて、信じて貰えるだろうか。船頭さんが犯人ならもう村長さんに何か言ってるかもしれないし」

 


【ジュレットの町:夕方】
住民の男たちが戦の準備を進めている。


ハル

「あれ?キャットバットはどこだ?町長さんとこに行ってみよう」

 


【酒場前広場:夕方】

多くの兵士と町長がいる。

 

町長

「女子どもを除いて、兵は50人か…心許ないが仕方ない、明日に向けて準備を進めろ」


兵士

「はっ!」

 


ウロコ

「さて、誰が説得に行こうかね。俺は冷静に説得出来そうって点でてっかまき姐さんを推すが……みんなはどうだ?」


マーガリン

「そうだね~皆に任せるよ~私はまじめに話しててもちっちゃいからって子ども扱いして聞いてくれなかったりもふもふされて終わること多いから……もし説得が上手くいかなかったらもふもふで仲裁するよ~!」


マロン

「そうだな、おれはつい感情的になりそうだから、てっかまきもしくはウロコにお願いしたいところだな!」


ハル

「わたしも小さいってのっで話にならないkもしれないし。同じ種族のウロコさんかてっかまっき姉さんがいいだろうね」


ウロコ

「決まりだな。てっかまき姐さんに説得をお願いしたい。考えたくはないが、町長たちが何かしてきた時の為に俺はすぐ後ろに控えておく。もちろん説得の援護もする。姐さんはそれでいいか?怖いなら俺1人で行ってもいいけど」


ハル

「説得はお願いしたいけど1人では行かせないよ。すぐ後ろには私もついていくよ」


マーガリン

「わたしももちろんついていくよっ!もし襲いかかってきたら魔法撃っちゃうからね!」

 

てっかまき

「別にかまわないわよ。じゃあ行きましょうか」

 


町長

「おや、昨夜の旅のお方ではありませんか。もしや兵に志願を?」


てっかまき

「町長さん、単刀直入に言うわ。猫島への進軍をいますぐやめてもらいたい」


町長

「言っている意味がわからないな。説明してもらおうか」


てっかまき

パリオさんを殺したのは猫魔族ではないわ。私たちは今日一日、猫島へ渡って調査をした。その結果真犯人がわかったのよ。犯人は船頭さんよ。それを今から説明するわ」

まず、船頭さんは『猫たちがパリオさんの遺体を運んできた』って言ったわよね? 普通に考えて、猫たちが殺した遺体を返す理由は見せしめか宣戦布告だけど、猫たちは自分たちの仕業ではないと言ったのよ。ならば、船頭さんか猫たちのどちらかが嘘をついてる可能性が高いけど、遺体を返しといて自分たちの仕業じゃないなんて嘘をつく理由が猫たちの側にないのよね。つまり、嘘をついてるのは船頭さんってこと。

証拠も見つけたわよ。船頭さんの小屋にこれがあった。(ウロコが持っているオールを指差す)

先が激しく割れてるわよね。何かを滅多打ちにしないとこんなふうにはならないわ。そして、小屋の近くの砂浜にこれがあった。(木片と木片の写真を見せる)

オールで何かを叩いたときに木片が割れて飛んだのよ。船頭が陸で何かを滅多打ちにするなんてことがありえるかしら?パリオさんを殴ったとしか考えられないわ。船頭さんは最近この町に来たって言ったわよね?よそ者がこれだけ怪しい動きをしているのに、調査もせず戦争するのはちょっと乱暴じゃなくて?いったん鉾を納めて調査するべきよ」

 

町長

「なんと…よくぞ1日でここまで調べたものだ。わかった、その証拠品を貸してくれ。明日の朝、改めて進軍するかどうか決めることにする」


てっかまき

「なぜ明日の朝決めるの?いまここで決めればいいじゃない」


ハル

「証拠品を持っていってどうするんだ?」


町長

「情けない話だが、私だって混乱しているのだ。町の人気者は殺され、それが猫どもの仕業だと言われ、進軍を決めた矢先にこれだ。すまないが時間をくれ……」


てっかまき

「(みんなにヒソヒソ声で)どうする?証拠品を渡して抹消されたらまずいけど。私が考えてるのは、証拠品の写真を詳細に撮って、その上で証拠品を町長に渡すってことなんだけど。どうかしら?」


ハル

「(ヒソヒソ声で)それが心配なので問いかけたんだけど、答えてくれないね」


ウロコ

「そうだな。町長は頭に血が上り易いが、悪い人じゃない。ただこの問題は複雑だ、証拠品はカメラに収めよう。ここにいる全員でな。何かあった時の保険は多い方がいい。面倒だが、みんなで撮っておこう」


オールの全体像、濡れてる箇所、割れてる箇所、木片の全体像、オールとの大きさの比較など、詳細に写真に撮った。


町長

「もう良いか?家に戻らせてもらう…」


町長は家に帰った。


ウロコ

「(大きく背伸びをしながら)んんーとりあえず俺たちが出来ることはここまでってとこかな。町長が聡明なことを祈るばかり、だ。
とりあえず俺は家に戻って寝るわ、明日朝イチでエンビレオ迎えに行こうかと思ってるからな。あいつ舟漕ぐの下手そうだし。お前らも早めに休めよ、あと戸締りは厳重にな。この問題が解決するまではジュレットは安全とは言えないから」


マーガリン

「分かった…!そういえば船頭さんは今町長さんの家にいるのかな…もし町のどこかにいても犯人って言ってまともに話は聞いてもらえないだろうけどね…うーん、町の人に聞き込みするにしても夜中だし私も早めに寝ようかな~。また明日の朝にー!」


ハル

「わかった、私も寝るよ。おやすみー」


マロン

「そうだな…。今日は明日に備えてしっかり休んだほうがいいからな。じゃあおれも宿に戻るよ」
(マロンは宿に戻るふりをして、町長の家に向かった。町長の家に着いたら、窓から家の様子を伺う)


町長は椅子に座って、机に置いたオールを眺めている。


マロン

(……特に怪しい動きはないか……。さて、そろそろ戻ったほうがいいな。誰かに見つかっても困るし)

 

 

【宿屋:夜】


ハル

「誰かいますかー?」


宿屋の主人

「お帰りなさいませ。本日はお部屋が空いておりますので皆さまどうぞ」


ハル

「ありがと。やっと落ち着いて眠れるか」


マーガリン

「おぉっ!今日は皆宿で寝れそうだね…!」


ハル

「ねえ、最近来た船頭さんってどんな人なのかな?主人さん知ってる?」


宿屋の主人

「知らないよ。舟に乗ることはないからねぇ」


ハル

「そっか、町の人でもあるから知ってるかなと。ありがとね。おやすみー」

 

 

【ジュレットの町:夜】

屋敷に戻るウロコに目掛けてキャットバットが飛んできた…!


ウロコ

「うおっ!!!びっくりした!!!!お前、どうしたんだ?ジュレットからの出兵は一旦保留にはなったぞ。危ねえからまだあんま街中うろちょろすんな」


キャットバットの足には紙がくくりつけられ、背中にはマスクのような布がついている。


ウロコ

「なんだこれ……」
(マスクを外してやり、紙を開いて読んでみる)

 

紙にはこう書いてある。

 

 

・猫島の長はシーと名乗る落ち着いた猫
・猫は夜の内にミューズに向かう
・ウェディの軍が解散すれば戦わなさそう
・町へ向けての進軍は明け方、これはできれば町には言わないで
・手紙を運んだ猫が死んだら最悪僕も死ぬ

 

エンビレオ

 


ウロコ

「これは……とりあえず猫、すぐ迎えに来るから俺の家に避難してろ。もしくは今すぐ海岸まで送るから島に帰れ。早く町長を説得して兵を解散させなきゃ……!」


キャットバットはどこかへ飛んでいった。


ウロコ「真夜中だが、町長を叩き起こしに行くしかないな」