ガスパ活動記録(しない)

ツイッターに載せきれない長文とかを投稿するよ

雑TRPG『猫魔族の領分』2

【ジュレットの町:朝】
昨夜の事件を受け、町長は猫島への進軍を表明。祭の準備はそのまま戦の準備となった。

 

町長

「条約を破り、我らの同胞を傷つけた猫魔族を根絶やしにせよ!出発は明日の朝だ!」


マロン

「ちょ、ちょっと待てよ!まだ猫魔族が襲ったって確定事項じゃねぇだろ?!争いなんて駄目だ!!これ以上犠牲を増やしちゃいけないんだ!」


てっかまき

「急いで猫島に行きましょう。真相を暴いて町長に教えないと」


ハル

「村長さん大丈夫かな、こちらから仕掛けたかもしれないのに、とにかく行ってみよう」

 

マロン

「あぁ、そうだな…これ以上、騒ぎを起こさせちゃいけない!」


ウロコ

「あー二日酔いで頭ガンガンするなぁ……朝の散歩で酒抜かねえと。っと、危ないぞちっこいの。何かあったのか?」(マロンにぶつかりそうになる)

 

マロン

「うぉぉぉぉ?!お、おまえフラフラしてんぞ?!大丈夫か?!体調が悪いのか?!診察してやるからおれに診せてみろ!!ふんふん……うん、ただの二日酔いだな!これ飲めばスッキリするぞ!」(ウロコに二日酔いに効く薬を手渡す)


ウロコ

「ありがとな。(一飲みして苦味に顔をしかめた)ウッこりゃ効きそうだ……」


てっかまき

パリオが猫島で殺されたのよ。町長は猫島へ侵攻するつもりよ。でも、まだ猫が犯人かどうかもわからないのに。私たちは真相を調べに猫島へいくつもり。進軍開始は明日の朝。1日しか時間がない」

 

ハル

「なかまが殺られてカッっとなっちまったんだろうな」


ウロコ

パリオが死んだのか?で、あんた達は猫島に?ふーん……ちび医者も行くのか?」


マロン

「チビって言うな!おれはマロン、偉大なる医者を目指して旅をしている男だ!おれも島に行くぞ!真実をこの目で確かめたいんだ!」


ウロコ

「ついでにそこのちび盗賊と美人なオネーサンも名前が知りたいなー」


ハル

「ちび言うなよ。私はハル。あちこちにお宝求めて旅をしている」


てっかまき

「私はてっかまき。傭兵よ。よろしくね」

 

ウロコ

「ああーはいはい、マロンとハルな。おっけーわかったよ。おねーさんはてっかまきね、……ん、てっかまき?そうか、アンタが……」(しげしげとてっかまきを眺める)


てっかまき
(この人、やけに私をジロジロ見てくるけど、どこかで会ったかしら…?)

 


エンビレオの杖

『町長にフラれてもうた…まあ屋根があるだけましな寝床というものじゃな。しかし、中々に血の気の多い町長であるのう』
(マイペースに宿屋から出て昨晩見た気がする集団の側へ)
『おや。昨日のお歴々と見知らぬ同族。ぬしらも猫島へ渡ろうというハラかいな?』


マロン

「あぁ、このまま黙って見ておきたくないしな。おれは猫島に旅立つぞ!」


ハル

「乗り掛かった舟って感じで真相たしかめにね。まあ、少しおもしろそうだしさ」


エンビレオの杖

『なるほどなるほど……相分かった。乗りかかったなんとやらと言うあれじゃ。我輩らも共に参るとしようかのう。見知らぬ顔の事は、道すがら聞くとしようぞ』

 


エンビレオ

「(凄まじい小声で)……好奇心に殺されなければいいけれど」

 


ウロコ

「そこにいる杖持ちもみんな猫島に行くんだろ、俺はこの辺に住んでるウロコ。猫島も多少地理がわかるし、同行させて損はさせない。付いて行ってもいいだろ?」


エンビレオの杖

『杖持ち、ではないぞえ。我輩らは賢者エンビレオ、及びその杖じゃ。我らは元よりひと塊の集団でなし、同行を拒む者もおらんであろ。旅は道連れと言うでの、皆宜しく頼むのじゃ』


ウロコ

「オーケー、同行許可感謝する。エンビレオも口添えありがとうな。精々足引っ張らないようにしとく」


てっかまき

「決まりね。じゃあ、みんなで猫島へ行きましょう」

 


マーガリン

「皆おはよ~!朝ごはん美味しかった~…ってもう皆準備整ってたみたいだね…!準備に時間かかっちゃった!おまたせー!マーガリン「ついついゆっくり味わってた…じゃなくて万全にしてきたからねっ!…あっはじめまして~!あなたも島に一緒に行くのかな?私はマーガリン!よろしくね~!」


ウロコ

「……またちっこいのが来たな。マーガリンな、俺はウロコ。宜しく」


マーガリン

「ちっちゃいよ~!けど魔法ともふもふなら自慢だよ~!」

 

ウロコ

「とりあえずミューズ海岸に出て船に乗らないとな。あんまり猶予も無さそうだし、ちゃっと行ってちゃっと解決しないとな」

 

 

 【ミューズ海岸:朝】
噂どおり、今は魔物すらいない海岸。


ハル

「ほんと静かだな。誰もいないね。油断はできないけど」


マロン

「ホントだ!魔物がいねぇ。でも気は抜かずに行こう、何が起きてもおかしくないからな!怪我したときはおれに言えよ、治してやるからな!あと、甘いものも大切だ、食べたくなったらおれに言えよ、飴なら分けてやるぞ!もぐもぐ……甘っ」

 

ハル

「ありがとう。じゃあ1つ貰おうかな」

 

マロン

「おっ、ハル、飴食うか?!うまいぞー!!もぐもぐ」(ハルに飴を1つ渡す)


てっかまき

「パッと見て条約は守られてるように見えるけど……。もし破棄したなら猫がうじゃうじゃ居てもおかしくないのに」


マロン

「そうだよなぁ、こっちが条約破ったとしたら、普通は逆上して向こうも襲ってきそうなのにな…」


てっかまき

「とにかく船着き場へ急ぎましょう」


ハル

「そうだな、いうとおり急ごうか」


マーガリン

「本当に猫たちのせいならここにも居そうだよね…あっ飴私も欲しい~!」


マロン

「あぁ、急ごう、被害が出る前に!ほいっ、飴だ!」(マーガリンに飴を手渡す)


マーガリン

「飴やった~!ありがと~!もぐもぐっ!美味しい~!」


エンビレオの杖

『猫族にここを攻めるつもりがあれば、船頭らなぞ無事で帰さず、昨日の夜の内に海岸へ攻め入っておるやもなあ。まあ、用心しておくに越したことはなかろうて……ああー、潮風が心地よいのう』
(最後尾からのんびりついていく。念の為それとなく周囲を警戒している)


ウロコ

(口笛を吹きながら適当にみんなに付いて行ってる)

 


【船着き場:昼前】
船頭はいないが手こぎの船はある。


マロン
(片手にペロペロキャンディを持ちながら)
「誰もいないけど船があるな。船頭には悪いけど、これを使わせてもらおう!いや、その前に船に不備がないか目視しておかないとな!常に警戒心は持っていないとだ!ペロッ…甘っ」(船を隅々まで目視する)

 

ウロコ

「昨日の今日じゃ猫島行きの船はない、か……ほれマロンちょっと横に避けろ。船は多少わかるし、俺も確認する」


マロン

「おーっ、頼りになるなー!!」


ウロコ

「特に何も問題無さそうだな。慣れてる奴が漕いだ方がいいだろ、全員乗ってくれ」


マロン

「何もなくてよかったな!おれは漕げないから、頼むよ」


マーガリン

「おぉっ!分かった~!漕ぐのお願い~!」


ハル

「おーウロコさん漕いでくれるんだ。ありがとー」


てっかまき

「助かるわ。ありがとう」


ウロコ

「レディーと自分より小さい者は守っていかねえとな。と、いう訳だから途中で交代だぞ、エンビレオ」


エンビレオの杖

『う、うむ、心得たのじゃ。……お前さんの体力が保つ内に、島に到着するよう願うておるぞよ……』


ハル

「ん?漕ぐの私も手伝おうか?」


ウロコ

「ウェディ用のサイズだからキツそうだが、持てるのか?」


ハル

「力はある方だし、だ、大丈夫だろう、多分」


ウロコ

「本当に大丈夫かよ……ま、いいや。じゃあ俺が疲れたらよろしくな」


ハル

「はいよ」

 


【海上:昼】
地元民のウロコのおかげで迷わず進んでいる。


マロン

「疲れたらおれに言えよ、元気が出る薬ならたっぷり持ってるからな!甘い物も元気になるぞ!」


てっかまき

「3人とも疲れたら私も手伝うわよ。いっつも大剣振り回してるから」


ウロコ

「レディーに漕がせる訳にはいかねえよ。あ、マロン飴くれ飴」


マロン

「ほいっ!これ食べて元気出すんだぞ!」(ウロコに飴を手渡す)


ウロコ

「さんきゅ。甘いものもたまには美味いよな〜(もごもご)」

 

エンビレオの杖

『甘いものは体の疲れに利くらしいのう。体躯は小さくとも流石はお医者じゃ。……しかし中々遠いもんじゃなあ。力があるとはいえプクリポや淑女に任せるには忍びない。バテるでないぞ、同胞よ』


マロン

「あぁ!おれは偉大なる医者を目指しているからな!これくらい、知ってた当然だ!体の大きさなんて関係ないぞ!」(照れながらも誇らしげにしている)


ハル

「猫島で何がおこってるんだろうな」


ウロコ

「猫島ね……何があったかはまだわからんが、相手は腐っても魔物だ。気を引き締めて行かないと」

 

 

【猫島:昼】
結局、ウロコにだけ舟を漕がせた一行。


ウロコ

「はー遠かった遠かった……女プクに漕がせる気は無かったけどエンビレオは代わってくれてもいいだろ〜?」(うりうりとエンビレオの背中をつつく)


てっかまき

「ありがとう、ウロコさん。助かったわ」


マロン

「ありがとなウロコ!アメやるぞ!」


マーガリン

「ウロコさんありがと~!快適だったよ~!」


ハル

「ありがとーかんしゃするよ」


エンビレオの杖

『け、賢者は頭脳労働が主たる仕事であるからの!…それにほれ、淑女もプクリポらも同胞の堂々たる漕ぎっぷりに感謝しておるようじゃ。無論、我輩らもであるぞ。我輩らではこうはいかなんだかもしれんしのう』


ハル

「そもそも何で猫島に来たんだろうね」


エンビレオの杖

『さてのう……死者は喋らん故なあ。何処ぞに手がかりでも残っておればええんじゃが、っと』
(杖でさくさく砂をつつきながら上陸)


マロン

「島の様子はー…っと」


てっかまき

「とりあえずその辺にいる猫に話を聞いてみましょう。(道を歩いていた猫に近づく)
猫さん、ちょっといいかしら?昨日この島でウェディの男が殺されたんだけど、何か知らない?」


プリズニャン

「この島は戦の準備中にゃ。関係ないならジュレットから離れたほうがいいにゃ」

冷たくそう言うと、島の奥へと入っていった。


ハル

「戦い?!ジュレットとのか?」


ウロコ

「戦、ね。やっぱり穏やかじゃねえな……さて、どうする?あの猫の対応見るに他の猫に聞いても無駄そうだ」


ハル

「お互いに仕掛けられたと思い込んでるとか?危険かもしれないけど奥の方に行ってみるしかなさそうかな。どう思う?」


てっかまき

「話を聞いてみるしかなさそうね。奥へ行ってみましょう」


マーガリン

「猫たちもジュレットの人たちが戦しようとしてるって知ったのかな…皆についていくよ…!」


ハル

「おし、決まったね。私ももうどこでもついてくよ」

 


巨猫の巣に向かう途中、ねこまどうに止められた。

 

ねこまどう
「止まれ。ここから先へは通さん」

 

てっかまき

「なぜジュレットの男が殺されたのか。なぜ猫島が戦争の用意をしているのか尋ねに来た。猫島とジュレット、両者の誤解を解いて戦争を止めたい」


マロン

「おれ達は争いごとを好まない!だからお願いだ、通してくれ!」


ハル

「私からもお願いする。どうか通してくれないかな?戦争になって良いことなんて1つもないとおもうよ。お互いに」


マーガリン

「皆お祭り前で楽しく準備してたんだよ…!戦なんてしちゃいけないよ…!きっと話せば分かり合えるはずだから…!お願い…!ここを通して…!」


ねこまどう

「男が殺された?なるほどな、そういうことか。我らはまもなく魚どもが攻めてくると聞いて、それに備えているだけだ。侵略してくるようなら殺す」


てっかまき

「昨日の夜、この島でジュレットのパリオという男が誰かに殺された。ジュレットの町長はそれをあなた達の仕業だと思ってる。本当は違うんでしょ?真相をジュレット側に教えれば戦争にはならないわ」


ウロコ

(後ろで黙ってやり取りを眺めている)


ハル

「ねこまどうさん、魚どもが攻めてくるって、誰から聞いたんだい?」


ねこまどう

「ジュレット周辺には常に連絡役としてキャットバットが巡回している。今朝になって連絡が来たのだ。キャットバットはあまり知能が高くないから、単純なことしか伝達できない。進軍してくる理由が不明だったのだ。知らせてくれたことは感謝するが、帰るがよい」


ハル

「帰るがよいって言われてもな。真相わからずには帰れないよ」


エンビレオの杖

『猫殿、我輩らは賢者エンビレオとその杖である。貴殿の名を知らぬ故、猫殿、と呼ぶことをまずはお許し頂きたいぞよ。…して、猫殿。ご覧の通り、我輩ら一行にも水の民がおる。猫島との間に交わされたと聞く長き盟約、目の前でみすみす水泡に帰すのは忍びないのじゃ。それに、我輩らは真相を何一つ知らぬ。そして真相と呼べるものが存在するのであれば、この手でそれを明らかにしたいのじゃ。…目通りが叶わぬならば、島の中を調査する許可を頂きたい。我輩らの存在が不安であれば、猫殿らの中から誰ぞ目付役を付けてもらって構わん』


ウロコ

「偉い賢者サマもこう言ってるし、俺自身もウェディでジュレットの住人だ。俺たちは平和的解決を図りたい、何とか頼めないか?」


ねこまどう

「便宜を図る相手を違えていないか?我らはなにも積極的に攻撃しようという訳ではない。真実など知ったことか。我らはなにも関係ない」


マロン

「お前は何も知らねぇかもしれないけど!この島には、あの男が殺された理由となるものがあるはずなんだ!このまま何も分からないままだとジュレットの連中がこの島に攻めてくる!それだけは絶対に駄目だ!だからおれ達はこの島で真実と調べたい、主と話をしたい!頼むよ…お前の仲間には手出ししないから、通してくれ…!」


エンビレオの杖

『まあ落ち着くんじゃ、小さきお医者。…どうやら猫殿らの方から「ジュレットへ攻めよう」という意志はないようじゃ。逆に猫殿らの頭と話をつけたところで、ジュレットの民が猫島へ踏み込めば、我らの労苦、双方の被害がどうあれ開戦は辞さん、という事じゃろう』


マロン

「でもジュレットの奴らは、猫達を根絶やしにするつもりなんだぞ?!こいつらに原因がないとしても、このままだと住民たちは乗り込んでくる!おれは猫達があの男を殺したとは思わねぇ。だから、住民たちに真実を伝えたいんだ!だから、主に合わせろ…とは言わねぇから、せめて島の探索だけは…させてくれねぇかな…?!」


エンビレオの杖

『猫殿、お医者の言う通り、水の民らにはそなたらには不要の真相が必要なのじゃ。猫殿らが手を下したのでなければ、その真相に至る証拠がの。許されぬなら…我輩らはこの島を「じっくり歩いて帰る」故、島から出るにも少々時間がかかる。それは見逃して欲しいもんじゃのう』


ねこまどう

「ふん、じっくりか。よかろう。我らから手を出すことはないが、あまりおかしな素振りを見せるなよ」


マロン

「助かるよ…ありがとう!必ず真実を見つけ出して、住民たちの誤解を解いてやるからな…!」


エンビレオの杖

『感謝じゃ、猫殿。賢者は足腰が弱うての。…時に、昨日この島に分け入ったウェディがどの辺りを通ったかご存知かや? 我輩ら、帰る途中にうっかりその辺りへ近付きとうないでのう』


ねこまどう

「そのウェディは島の北東あたりにいたらしい。だが夕方に姿を見たのを最後に、その後のことはわからない」


エンビレオの杖

『重ね重ね感謝じゃ、猫殿。くれぐれも早まらぬようお頼みするぞい』
(猫から距離を取って、仲間内にそっと)
『北東側、だそうじゃ。同胞が朝から舟を漕いで、ここまで来るにもう昼。調査は急いだ方がよかろうのう』


ウロコ

「北東は行き止まりのはず、何故そこに居たのか謎は深まるばかりだな。とりあえず其処に手がかりを探しに行くか」


エンビレオの杖

『そうじゃな。猫殿に聞くべき事が、他になさそうであれば出発しようぞ』


マーガリン

「分かった…!そこで何か手がかりが掴めるはず…!」


てっかまき

「何があるかわからないから気をつけて進んでね」

 


【北東の湖:昼】

 

ベンガルクーン
「こんなところに2日連続で猫魔族以外のやつが来るなんて珍しいな」


てっかまき「昨日、このあたりでウェディの男が殺された件を調査しに来たのよ。あなた何か知らない?」


ベンガルクーン

「おいおい、ウェディの男ってまさかパリオじゃないだろうな?」


てっかまき

「そうよ。そのパリオって人が昨日この島で殺されたのよ。巨猫の巣の前にいたねこまどうさんから昨日このあたりにパリオが居たって聞いて来てみたのよ」


ベンガルクーン

パリオが殺されただって…?一体だれに」


ハル

「うん、それが私たちも知りたくて来たんだよ。ジュレットの人たちはあなたたち猫魔族に殺されたと思っているようだけど、どうやら違うみたいだね。パリオさんとは知り合いなの?」


ベンガルクーン

「まぁ、知り合いというか友達だよ。昨日もここで会ってしばらく話してたんだ」


てっかまき

「そのときのパリオさんの様子はどうだった?変なことを話してたとか何かに怯えてたとか」


ハル

「なんでもいいんで教えてくれると助かるよ」


ベンガルクーン

「特にねぇな。いつもみたいに酒のんで、夕方には帰っていったくらいだ」


ウロコ

「ふむ、となるとここから船着場までの間に何かあったって事になるな」


マロン

「船着場の方まで戻ってみるか…?」


ハル

「そうだな、足取りを辿ってみるしかないかな。辺りを探索しながらすすもう」


てっかまき

「ん?ちょっと待って。船頭さんの話では、パリオさんが酒を飲みながら島の奥に入っていったのは夜のはずよ。夕方にパリオさんが帰った後、また戻ってきたりしなかった?」


ベンガルクーン

「いや、夕方に帰ったっきりだな。夜には町に戻りたいって言ってたし」


ハル

「ってことは船頭さんが嘘をついてるのか?なんだか解らなくなってきたな」


てっかまき

「船頭さんと、巨猫の巣の前のねこまどうさん、そしてこちらのベンガルさん、3者の情報を総合すると、パリオさんは昼に島に渡り、夕方までベンガルさんと飲んだ後、帰るつもりで船着き場まで戻り、なんらかの理由で再び島の奥に引き返したってことになるかしら?」


マロン

「島に戻ってくる理由としたら……船がなかったとか…?いや、でも奥まで戻る必要はねぇよなぁ……あぁぁ、分からなくなってきたぞ!!よし、甘いもの食って落ち着こう…もぐもぐ…」


てっかまき

(マロンさんって糖尿になったりしないのかしら……)


ハル

「あ、私にも1つ下さいな。歩いて疲れたよ」


マロン

「いいぞ!」


ハル

「ありがとな」(もぐもぐ)


ウロコ

「謎だらけだな。おい、あんまり甘いもんばっか食ってると喉乾くぞー」
(煙草を取り出して風下で吸い始めた)


マロン

「喉が渇いたときは野菜ジュース飲むから大丈夫だぞ!栄養バランスを考えた、おれ特製ドリンクだ!」


ハル

「飴食べてて更にジュースなのな。ほんとに糖尿病ならないようにな。マロン」


マロン

「おれは医者だぞ!その辺の自己管理くらいしっかりしてるから、心配無用だ!」


ハル

「ああそうだったな。ごめんよ」

 

エンビレオの杖

『ふうむ。何の痕跡も見つからぬとは…。どうやらここが惨劇の現場、という訳ではないようじゃのう。猫殿や…ああ、我輩らは賢者エンビレオとその杖で、そなたを猫殿と呼ぶ事をお許し頂きたいんじゃが。もし島の中でウェディが傷付き倒れておったとして、船着き場まで運ぶ…というような事を、猫殿らは行われるのであろうかの?』


ベンガル

「場合にもよるだろうけど、ここで手当てすると思うな。少なくともパリオにだったら手当てするつもりだったよ…」

 

エンビレオの杖

『なるほどの。猫殿らが倒れたパリオ氏を見た訳ではないのかのう…ふむ。道を辿りながら船着き場の方へ行くとしようかの? 感謝じゃ、猫殿。…そして同胞よ、一服後の火の始末はしっかりするのじゃぞ』


ウロコ

「ハイハイわかってるよ。こう見えて俺はエコロジストなんだ」

(ポケットから小さな水の入ったビンを取り出して吸い殻を入れた)

 


エンビレオ

「うん……これ、やっぱり……」(ぼそっと呟きかけて慌てて取り繕う)


エンビレオの杖

『こ、ここまで調査してきてじゃな。我輩らにはどうにも、猫島の住人がパリオ氏を害したとは思えんのじゃが。…皆はどう思うておる?』


てっかまき

「私も猫島の住人が犯人ではないと思うわね。つじつまの合わないことが多すぎるわ」


マーガリン

「私も初めから思ってたけど猫たちのせいだったら返したりしないしね…猫さんパリオさんと仲良かったみたいだし猫さんも仲間も放っておいたり殺したりしないと思う…皆嘘もついてないと思うしね…猫さんたちは犯人じゃないと思う…」


ハル

「話聞いてて矛盾だらけだし、猫たちに敵意いも全く感じられなかった。船頭さんの話がなんだかおかしくなってくると。犯人は他に居ると思うしか考えられないよ」


マロン

パリオを襲った奴は、猫達と住民の条約を快く思ってない奴なんじゃないかな…。猫島で襲われたように見せかけることによって、住民たちの反感を買うように仕向けた…とか…。そうなると、怪しいのはあいつなんだよな…」


ハル

「まあ、そうなるよなぁ。今の船頭さんは船頭になったばかりと村長さん言ってたよね。もう少し話を聞くべきだったかな」


てっかまき

「調査は終了にしてジュレットまで戻りましょうか。念のため、船着き場とミューズ海岸を調べながら行きましょう。猫島に殺害の痕跡がない以上、殺害現場は島の外のはずよ。なにか証拠になるものがあるかもしれないわ」


ハル

「殺害現場がこの島じゃないとしたら、証拠が消されてる可能性もあるかもしれないね。急ごう」


マロン

「あぁ、そうだな。些細なものでも見逃さないようにしなきゃな!」


マーガリン

「うんうん…急がないとね…!私も周り見ながらついていくのよ…!」

 


【猫島の船着き場:昼】

海岸には小屋があるだけだ。


てっかまき

「小屋の中を調べてみましょう……」

 


【小屋:昼】
小さな机と椅子、海図、予備のオールがある。


マロン

「ここに何か手掛かりあるかもしれないな…
んー、なんにもなさそうだなぁ…。争ったあともなさそうだし。気になるといえば、この海図か?どこの海だ?」


ウロコ

「海図ね、マロン俺にも見せて。……変わったところ、あるか?(海図をしげしげ眺める)」


ウロコ

「これは予備のオールか、拝借していこう」


ウロコはオールの先端に欠けや割れがあることに気がついた。


ウロコ

「ん?このオール先が欠けてる……おい、みんな見てくれないか。死体の状況的にこのオールでパリオを、って考えるのが妥当だと思う。そうなると、犯行現場は此処ないし近くか?パリオは何者かに呼び出されてこの小屋、ないし周辺に来た。そこでこのオールでボコボコにされて……ってとこか。オールはその辺の海で洗い流したんだろうな。容器さえあれば床や地面の血も流せる」


エンビレオの杖

『うむ。これが真犯人の得物であれば、パリオ氏の全身についておった痣、とも合致するのう。しかし、逆に言えば今ある証拠はこのオールの欠けだけじゃ。こいつを頼りに本人を問い詰めたとて、海底に引っかけて割れた……とでも言われてしまえば、今の水の民の心情ではそちらを信じるやもしれんぞえ』


てっかまき

「たぶん犯行現場はこのあたりだと思うから、小屋の周囲をくまなく調べてみましょうか。犯行現場がわかれば、そこに証拠があるかもしれないわ」


マロン

「洗い流した容器を海に投げ捨てたっていう可能性もあるよな。でも、まずは周りを調べた方がいいな!」


近くの砂浜で、オールと同じ材質の小さな木片を見つけた!

 

てっかまき

「あった! ここが犯行現場ね。パリオさんを滅多打ちにしてるときに割れて飛んだんだわ」


ウロコ

「(ひゅうと口笛を吹いて)流石オネーサン!このオールが凶器となれば、俺らより身体の小さい猫どもが身長の高いウェディ、しかも男をボコボコにするのは不可能に近いな」


ハル

「まあこれで猫たちじゃないってっことの証明はできるかな。あとは容器かな」


てっかまき

「いちおう現場の写真を撮っていくわ」

(写真を撮った後、木片を拾って懐に仕舞った)


その時、島の奥からジュレット方面に向けてキャットバットの群れが飛んでいった!


マロン

「な、なんだ?!ジュレットの方に向かって飛んでいったぞ…?!まさか、襲撃をかける気か?!」


ハル

「キャットバットがか?でも猫たちは攻めてこなければこちらからは仕掛けないと言ってなかったかな」


てっかまき

「巨猫の巣の前のねこまどうさんはキャットバットは連絡役って言ってたわよね。開戦に備えて斥候を増やすつもりかしら?」


ハル

「それともジュレットでなにかあったか」


エンビレオの杖

『うむ。キャットバットの役目は「哨戒」だと、黄色い方の猫殿が言うておったのう。しかし、あれらが同じ役目を帯びておるとは限らぬ。それにジュレットの民が、あれらを単なる哨戒と思うかどうかも分からぬの。万が一あれらが害される事があれば、次は猫島の方が黙ってはおらぬじゃろうなあ。今度こそミューズ海岸に血が流れる事態になるやもしれん。…そこで、我輩らから3つ程提案じゃ』

 

マロン

「ど、ど、どどどどうしたらいいんだ?!一旦ジュレットに戻るか?!」


エンビレオの杖

『1つ、このまま島の探索を続けて確実な証拠を得る。2つ、このまま急ぎジュレットへ引き返して、あの船頭を探る。3つ、パーティを二手に分け、どちらもこなす。…まあ、正味はどれも一長一短じゃな』


ハル

「時間がないし私は2手に別れてもいいとは思うけど 」


マロン

「おれも…二手に分かれてもいい気がする。証拠不十分なまま、住民たちを説得しても意味がないし…だからといって、ジュレットも放置出来ないぞ…あのキャットバットも気になる」


ウロコ

「……みんなの判断に従う。だけど、二手に分けるならてっかまきの姐さんとマーガリンちゃんのいる方に付くぜ。しがない執事兼、俺はパラディンだ。魔法職との相性はいいし、申し訳ないが脆いバトマスをもしもの時にかばえるのは俺しかいないからな。2人には反感を買うだろうが、弱き(レディー)を助け、守るのがパラディンだからな」


エンビレオ

「……強いね……羨ましい(ぼそぼそ)」


てっかまき

「私は全員でジュレットに戻るのがいいとおもうわ。殺害現場に何もない以上、これ以上の証拠が出てくるとは思えない。ならば、船頭の動向から証拠を探ったほうがいい。それにジュレットで何かあった場合に3人では危ない。戦力の分散は避けるべし」


エンビレオの杖

『…ごほん。我輩らはジュレットへ戻ろうと思うておるぞよ。パリオ氏の足取りは恐らくここで終いじゃろう…それに、あの欠片が出てきただけで中々の証拠じゃぞ。普通に船頭をしておれば「陸の上で何かを殴る」などという事は中々起こらんでの。上手く言質を取れるかもしれぬ』


マロン

「……戻ったほうがいいなら、それでもいいけど…正直おれはこの島を放置しておくのは怖いんだ…。猫達を信用していない…っていうわけじゃないんだけど……なんだろう、よく分かんねぇ…。でも、おれは医者だ……。おれだけ置いていけ、なんて言えねぇし……。おれはお前らを信用している。だから、この島は安全だって言うのなら…全員でジュレットに向かうなら、おれもついていく」

 

ハル

「てっかまきさんの言うことも解らなくはないな。確かに何かあったとき戦力は多い方がいいもんな。かけらで十分証拠になるなら、戻りましょう」


エンビレオの杖

『残りたい者がおるのなら、残っても良いと思うぞ。小さきお医者よ、そなたは己の信念に従ってこの島へ来たのではないかえ?』


マロン

「あぁ、そうだ。おれは真実を得るために、この島にやって来た。だけど、医者として、お前らが向こうで負傷したときに、おれはここで助けてやることも出来ずにいる方が…辛いんだ。もう、誰も死なせたくねぇんだ…!!」


エンビレオの杖

『…相分かった。では、我輩らがここに残ろう。我輩ら、戦いは不得手での。癒しの力がある者も、魔法に長けた者もおる事じゃ、戦力外が1人欠けたとて不安はあるまい?』


ハル

「さっきはパリオの足取りはここまでじゃろって言っていたのに、残って何をするつもり?」


エンビレオの杖

『小さいお医者の勘に報いる、単なる保険じゃ。或いは…少数でなければ出来ん事もある、といったところかのう』


マロン

「でも!そんなことしたらお前が……!万が一、お前が傷ついたらおれ……!」

 

ウロコ

「男が決めた判断だろ、ガタガタ言わないでやれ」(マロンの頭をぽんっと撫でた)


マロン

「うぅっ……」(涙目になっている)


エンビレオの杖

『案ずる事はないぞよ、お医者はいい子じゃのう。…ああ、折角じゃ。飴をおくれ。ちょっと多めにの?』


マロン

「…無理はするなよ…絶対だぞ……!!はい、これ、とっても元気になる飴だ」
(飴を10個渡す)


マーガリン

「オールが凶器の可能性は高そうだね…戦が早く始まっちゃうこともあり得るし急いだ方が良さそうだよね…二手に分かれるのはちょっと怖いけど…分かった…!信じるよ…!私も一緒にジュレットに戻ることにする…!」


てっかまき

「じゃあ、私は船に乗らせてもらうわよ。あ、ひとつ確認なんだけど、ウロコさん、割れたオール持ってきてるわよね? あれ大事な証拠品だから忘れないでね」(船に乗る)


ウロコ

「わかった、証拠のオールは俺が持つ」

(すれ違い様にエンビレオの肩を軽く小突いて舟に乗り込む)


ハル

「じゃあ、後は頼みます」(船に乗る)


マロン

「絶対……絶対に無理するなよな……約束だぞ……!!」
(エンビレオにギュッと抱きついた後、舟に乗り込む)


エンビレオの杖

『うむ、そちらも大事ないようにのう。お医者よ、飴はこの賢者が大事に食べるからの。皆また無事で会おう(海岸から杖を振ってお見送り)』

 


【海上:夕方】


ハル

「…がんばらないとな」


マロン

「……」


マーガリン

「大丈夫…?心配だけど…エンビレオさんなら大丈夫って信じよう…!」


ハル

「そうだね、信じよう。そんな弱くはないでしょうし。残ってもらった分こっちはこっちで出来ることしなきゃ」

 

マロン

「…だよな。うん、おれ達はおれ達に出来ることを頑張らないとな!」


マーガリン

「うん…!また会ったときに報告できるように私たちも頑張ろうっ!」