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雑TRPG『シェフの願い』10

【エンディング】

 


魔物に騙され、果実を求めた冒険者たち。
元凶は彼らによって退治された。だがそれを知る者は彼らの他にいない。

 

 

さなえ
「ドリームは1年に1度、実を付けるのよね。また来年、このような被害が出ない為にもドリームの成る木を破壊しに行きたいのだけれど、あんた達も着いてきてくれない?あたし1人じゃ不安だもの。あんた達なら…信用できるから…」

 

てっかまき
「…まあ乗りかかった船だし、一緒に行くわよ。ドリームの木を燃やしにね」


マーガリン
「…うん、私も一緒に行くよ…!」


さなえ
「…ありがとう。じゃあ…行きましょう」

 

 

そして町は有名シェフの死を知った。
シェフの怪しげな変化に気づいた住人もいた。
気づけなかったことに後悔した常連客もいた。
それでも今日も朝日は昇る。

 


ノワール
「我は…これからどうすればいいのだ…」


さなえ
「しっかりしなさいノワール。過ぎ去ってしまったことをいつまでもクヨクヨしたって何も変わらない。これからはあのシェフの分までしっかり生きるの。そしてこれからも被害を増やさない為に……」


ノワール
「……うむ……」


サヤマ
「……ま、樹の破壊を見届けたら私も本業に戻りますかね。
その、ノワールさんさえ良ければ、その……一緒にテッペン取りに行きましょう。『華麗なステップ』でテッペン目指すのでしょう?落ち込んでる暇はありませんよ」


ノワール
「そうだな……。ここで折れていては……。折角の縁で、借り物の命を得たのだ。これから、二度とこんな事がないよう、我はみなを笑顔にするアイドルになるぞ。必ず……。外の世界は……、思ったよりもずっと、つらい」


サヤマ
「樹を燃やして、シェフのお墓を作って解散と致しましょう。……海の女は山に行くべきではありませんね……」


さなえ
「あたしも…自力でしっかりと夢を叶えなくちゃね。やっぱり…商人じゃ儲けも少ないから…前職に戻ろうかしらねぇ(ぼそっ)」


タツオ
「わしは…結局嫁候補の可愛いオナゴに会えずか…でもよい経験だったのぅ…」


さなえ
「あら?あたし達じゃ不満だったのかしら?けっこう可愛いと思うんだけど?」


タツオ
「か弱いオナゴがいいんじゃー!」(泣き真似)


さなえ
「あたしも充分か弱いわよ?ね?」

 

てっかまき
「はあ…、こんだけ戦って飯も金も無しなんてやってられないわよ。でも、ま、あんたらと出会えたからいいか!」

 

 

なにも救えなかった冒険者たちは、また新たな冒険に向かう。
決して晴れぬ気持ちを、胸に、抱えながら……

 


【Normal End】